症例紹介

2018.02.28

右下大臼歯の根管治療を行い、CERECでセラミック修復を行った例(根管治療は保険診療)

こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は痛みの出ていた右下第一大臼歯に対し、根管治療を行った後、CERECでセラミック修復を行った例をご覧ください。

患者さんは都筑区にお住いの40代の女性の方でした。
半月ほど前に他院で治療した歯が痛いとのことで来院されました。
数日前から右下奥歯に痛みを感じはじめ、現在は右下の顎全体がズキズキ痛むとのことでした。
肉眼では右下第一大臼歯に メタルインレー(金属製の詰め物)が装着されています。

特に異常は見られません。レントゲン写真からも特に異常は見られませんでした。

問診と打診(歯を叩いて痛みを感じるか、異常を感じるかの検査)の結果から痛みの原因は右下第一大臼歯であり、

肉眼所見、レントゲン所見からは大きな問題は見られないものの、

歯の中の神経にトラブルが起こり痛みが出ていると診断しました。

浸潤麻酔を行った後、メタルインレーを除去し歯髄腔(神経が通っている部屋)にアクセスしました。

神経はすでに死んでしまっていたようで、歯髄腔にアクセスすると

強い腐敗臭とともにドロドロになった歯髄(歯の中の神経)が出てきました。

根管内の徹底した清掃・洗浄・消毒を繰り返し、根管内がきれいになったところで根管充填を行いました。

処置前・後を比較するとレントゲン写真から緊密に根管充填がされているように見えます。

根管充填後に患者さんと相談し、CERECでセラミック修復を行うこととしました。

CERECでセラミック修復物を製作し装着しました。

初診時に感じていた痛みもなくなり、セラミック修復物で審美的にもご満足いただけたようで、大変喜んでいただけました。

今回ご覧いただいた中で根管治療(根の中の神経の処置)は健康保険の範囲内で行っています

横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック

045-482-4346