症例紹介

2015.04.11

右上第二小臼歯、第一大臼歯の虫歯をCERECでセラミック修復した例

んにちは、都筑ふれあいの丘駅前みつい歯科クリニック院長の三井です。
本日は右上第二小臼歯及び第一大臼歯の虫歯に対しCERECでセラミック修復を行った例をご紹介させていただきます。

都筑区にお住いの30代の男性の患者さんでした。
第二小臼歯と第一大臼歯の間を拡大した状態です。一見虫歯は無いように見えます。
しかし歯と歯の間から虫歯が進行しています。少し削ると虫歯が見えてきました。

 

現在装着されている金属を除去し、金属の下の虫歯も除去しました。
自覚症状のない虫歯だったのですが、虫歯の除去が完了すると歯質の削除量が多くなってしまっています。
次に虫歯になってしまうと歯の中の神経を取らなくてはならない可能性が高い状態です。
患者さんと相談し、二次カリ
エスになりにくいセラミック修復を行うことにしました。

虫歯除去時

CERECで製作したセラミック修復物を装着した状態です。

歯の神経をとってしまうと歯が折れてしまう可能性が高くなります。
歯質は削ると再生しないので、同じ歯を何回も治療するとそれだけ歯の中の神経に近いところまで削ることになり、
神経を取らなければならない可能性が高くなります。
セラミック修復は歯質と科学的に接着するため、従来の金属を合着する治療よりも虫歯が再発する可能性を低く抑える事ができます。